モデルルームに行き夏の夜でも窓を開けて寝ることができず、エアコンの使用率が非常に高くなるマンションであることが推測できた。
そのように大事なことも、こちらからしつこく聞かなければ教えてくれない。
販売員とはそういうものだ。
何でも質問すること、そして、こう聞くことが大切だ。
「他に、なにか、生活に支障を及ぼす可能性はないですか。
購入を決める前にすべて知っておきたいので、教えて下さい」と。
おもむろにメモなどをとれば、さらに効果的である。
モデルルームには見栄えをよくする仕掛けがいろいろあるボモデルルームにおける基本的なチェックポイントと、販売員からポンドのことを聞き出すテクニックに続いては、モデルルームでの細かなチェックポイントだ。
部屋の広さを正確につかむモデルルームでは、目の前の部屋の広さを見て、自分が買いたい住戸の広さを推測しなければならない。
具体的には、「このマンションで、6畳となっている洋室はどのくらいの広さなのか。
12畳のリビングダイニングはどのくらい広いものなのか」をモデルルームで探るわけだ。
この場合、注意が必要。
というのも、モデルルームは部屋を広く見せるための工夫を凝らしたカラクリ小屋みたいなものだからだ。
例えば、LDにはテレビを置かず、応接セットもフルセットをそろえない。
近年、テレビは大型化し、奥行きもある。
例えば15畳のLDには32型くらいの大型テレビを置きたくなるものだが、モデルルームにそれが置かれることはまずない。
テレビが置かれるときは、奥行きが薄い液晶タイプで、15型程度のものが出窓に置かれたりする。
そのほかの家具類も小さなものでそろえられるのが普通だ。
理由は、いうまでもなく、部屋を広く見せるためである。
特に子供部屋の家具は小さい。
というのも、子供部屋は最も小さな部屋4畳半とか、5畳などの小型洋室が割り当てられるからだ。
3LDKの場合、LD以外に3つの居室があるが、そのうちの1つはLDに隣り合った和室というパターンが一般的。
この和室はLDと一体化させ、できるだけ空間の広がりを見せようとする。
そのため、モデルルームのなかには、「和室をオプションでホビールームに変えることができます。
モデルルームは、そのホビールームにしたパターンをお見せしています」ということもある。
なんのことはない、LDをできるだけ広く印象づけるため、和室部分がLDの一角に見えるように変えているだけだ。
そういう手を使うモデルルームでは、「よっぽどLDが狭いんだな。」と思う。
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